複数の設備パッケージを 同時に調達するプロジェクト
EPCコントラクター、プロジェクト開発者、統合オペレーター向け。
複数パッケージのプロジェクトでは、リスクは個々のパッケージそのものではなく、パッケージ間のインターフェースと順序づけにあります。統合責任を1社のコントラクターが負うのか、発注者側が負うのかを早期に決め、それに応じてスコープをパッケージ化し、共通のスケジュールでRFQを進めましょう。
まずパッケージ戦略を決める
ターンキー方式は単一の責任窓口と単一の性能保証を提供しますが、一般的に総額は高くなります。マルチコントラクト方式はコストを抑え、サプライヤーの選択肢を広げられますが、発注者がインターフェースリスクを負うため、社内または外部のエンジニアリング能力が必要です。
多くの産業プロジェクトは中間的な形に落ち着きます。主要な工程パッケージはターンキーで発注し、ユーティリティ、土木工事、周辺設備は別途調達するというパターンです。
インターフェースこそが本当の成果物
- 機械的インターフェース — 接続点、高さ、搬送の引き渡し位置。
- 電気・制御インターフェース — 主制御盤の供給元、通信プロトコル、データの所有権。
- ユーティリティ — どのパッケージが電力、水、蒸気、圧縮空気、冷凍を規定・供給するか。
- 土木インターフェース — 基礎、排水、床の許容誤差、据付のためのアクセス。
- スケジュールインターフェース — どのパッケージが機械的に完成してから次のパッケージが着手できるか。
すべてのパッケージを1つのスケジュールで進める
予算が確保できたパッケージから順にRFQを発行することが、スケジュール遅延の最も一般的な原因です。技術照会の期間をそろえ、パッケージ横断で評価フォーマットを統一した統合調達スケジュールを組むことで、発注順序を建設順序と一致させられます。
専門プラットフォームに引き継ぐタイミング
パッケージが明確に業種特有のもの——冷凍・低温倉庫、アクアカルチャーシステム、養鶏・孵化設備、温室・灌漑、飼料製造など——になった時点で、技術的な調達はその分野の専門プラットフォームが担当し、プロジェクト全体の調達・資金調達・調整はこちらで継続します。
よくあるご質問
ターンキーとマルチコントラクトのどちらが適していますか?
自社エンジニアリング体制がない、または厳格な竣工期限がある発注者にはターンキーが適しています。インターフェース責任を担え、パッケージ単位での価格競争を望む経験豊富な発注者やEPCコントラクターにはマルチコントラクトが適しています。
1つのプロジェクトで複数パッケージを扱えますか?
はい。RFQビルダーは1つのプロジェクトの下で複数パッケージを扱うことに対応しており、プロジェクト診断ツールはそのタイプのプロジェクトに通常必要となるカテゴリーを特定します。
